なおまーるです。
今回は、標題にもある通り「背中から、見たこともないくらいめっちゃ長い毛が生えてた」という話です。
わたくしたちは抜くか抜かないのかの岐路に立ち、結果選択肢として毛を抜くという決断をしました。
一本だけ長く伸びた毛を抜こうか迷っている方に少しでもお役に立てればと思い、この記事を書いています。
結論:どちらでもよい(温存可)
すこしでも「抜かない方がいいかな。縁起がいいかな。せっかく伸びた毛を抜くのはもったいない」等のお考えであれば、抜かないで温存しておくという方法があります。
また、わたくしどものように、その毛でもってかゆみや違和感がストレスに感じるときなどは抜いたほうが良いかもしれません。
気にしている時間がもったいないですよね。すっきりした万全の状態で生活・仕事に集中した方が建設的だと考えました。
実録:見たこともないくらい長くのびた一本毛が?!
※これは、実は実話でわたくしではなくて「主人」のはなしです。
先日こんなことがありました。

「ねぇねぇ、背中に長い毛生えてるから抜いてくれる?」



「いいよ。どれどれ」
主人は無断でわたしの毛抜きを持ってやってきました。
わたくしが独身時代、永久脱毛する前に使っていたやつ(毛抜きスタンダート)です。


そして、ロングな毛が生えているであろう背中を見せてきます。


そこには笑いをこらえるのに精いっぱいになるくらい、すんごい長くて、すんごい黒ぶっとい毛が一本だけそびえはえていました。以下呼称:背中の毛を『背な毛』(せなげ)と表現致します。
毛抜きを仕込む位置はわかっています。
こちとら毛抜きには長い年月費やしてきましたから。
そしていよいよその時が。
100点の位置、100点のちから加減で毛抜きを握りしめ、一瞬で抜いたりました。
「ぎゅん(毛を抜く音)」
0コンマ1秒



「痛ってぇ~~~~~」
しかし、木の枝のような堅っい毛は毛抜きによりとらえられ、毛根ごと狩られ引っこ抜かれています。
何かを成し遂げた得体のしれない達成感を感じたのでありました。
わたくしなおまーるの技量によって…。否、営繕といってもいい!
6~7センチもの、もののみごとにおがったりっぱな「お背な毛」でした。
このような背中の一本毛について調べてみました。
宝毛とはふだん生えないであろう体の一部分に一本だけ長く生えた透明もしくは白色の毛
福毛とも呼ばれるが、関東の一部地域では命の毛とも呼称されている…。
引用元:wikipedia
宝毛や福毛とも呼ばれるそうです。
とてもご利益ありそうですが。
それにしても6~7センチになるまでよく保っていたと感心しました。
オチとしては、主人の『背な毛』は真っ黒にずぶといことから、宝毛・福毛・命の毛の対象外ということが確定です。
※このはなしには続きがあります。※ブラウザを閉じないでください。
偶然の産物:粉瘤?!
背な毛を抜いたったぞという恍惚たる瞬間が訪れたわたくしですが、
主人の背中に腫れのような違和感のかたまりがあり、指摘しました。
すこしぽっこりした箇所があったのです。
1センチほどのそれを写メ写真にとり、主人にみせると



「なんだこれは」
と、その足で皮膚科に行きました。
一本の背な毛から、手術にまで発展
皮膚科に行ったら「粉瘤(ふんりゅう)」とのこと。
放置すると大きくなったり、炎症による痛みを起こすこともあるそうです。
主人はどうしても気になるので手術することになりました。


血液検査等各種検査をおこない同意書を書き
さっそく部分麻酔で「粉瘤(ふんりゅう)」を除去。日帰り手術で終了です。
手術後は安静・翌日からシャワーのみ可として1週間弱で抜糸。抜糸までの間、激しい運動や背中を丸くする体勢・マッサージ等は禁止とのことでした。
抜糸後は傷口もきれいにふさがりました。
診察は【皮膚科】を受診しましたが、手術する病院は【形成外科】であり、紹介状を書いてもらって治療しました。
手術費用は10,000円ほどで、公的保険の負担対象でしたが手術は任意医療保険の対象外でした。
なんとも、あの、宝毛でもなく、福毛でもないあの毛がもたらしたもう(毛)ひとつのストーリーでした。
※この話は実は実話でわたくしではなくあくまで「主人」のはなしです。(念のため2度目)
まとめ
今回は背中の一本だけ長太く生えた背な毛から新たに見つかった粉瘤手術にまで発展するという実話をご紹介しました。
ひとつのこと(毛)に集中していたとしても、視野をすこし広く持つことで思わぬ腫瘍が見つかり、治癒につながることもあるのだな。とあらためて感じた体験でした。
今回の記事が少しでもお役に立てればさいわいでございます。
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