なおまーるです。
今回は、標題にもあるとおり海外でのアクティビティーについて書こうと思います。
コロナが落ち着いたら海外旅行に行きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

海外旅行で今しかできない思い切った体験がしたい!


独身時代にしておいてよかったと思うことの中に「海外旅行」があります。
そんな中、ぶっ飛んだ体験のひとつが「グアムでのスカイダイビング」でした。
初めてのスカイダイビング体験を記事にしたいと思います。in グアムです!
この記事は、海外でかけがえのない体験をしてみたいと思っている方にむけてスカイダイビングはぶっちゃけアリなのか?大丈夫なのか?をお伝え出来たらと思っています。
結論:海外でスカイダイビングはアリ【条件付き】


スカイダイビングを楽しめる条件とは
体力があって、三半規管にも自信のある方、自分の新しい一面を見たい方、思い切り何かをしたい方にはスカイダイビングはありなのではないかと思います。
しかし、少しでも恐怖や不安のある方は、見送った方がいいのではないかと思います。
無理をしないのが一番の条件です。
スカイダイビングがアリの理由(体験談)
わたしがおこなったスカイダイビングは、地上4200メートルからの落下体験です。
これはなかなかできることではない!とはじめは「勢い・ノリ」で決めたのですが、
この「スカイ」を「ダイビングする体験」で、本当の意味で度胸がついたと思います。
決断することや、恐怖に打ち勝つというか、思い切り後悔なく生きるとか。
強い気持ちが育まれたのではないかと思いました。
そして一番たいせつな気持ち♡も【閲覧注意】
そう「絶対吐いてたまるか!」という気持ち…
とにかくウプッとなりそうなポイントがいくつもありました。
- 早朝、でかい車で迎えに来て飛行場までビュンビュン走行。車酔いで吐きそう
- 車のシートに備え付けてあるエチケット袋を見たとたんに吐きそう
- 同意書にサインするタイミングで自己責任で吐きそう
- セスナに扉がついていなくてそのまま急上昇して吐きそう
- すでにスカイダイビングを終えた方々に吐いている人を見て吐きそう
- 途中から「別に吐いてもいいか」という気持ちに吹っ切れて全然平気になりました。
※酔い止めを飲んでおけば回避できる問題かもしれません!
スカイダイビングの流れ
でかい車で来ます。早朝の場合もありますが、体調を考えて前日はお酒を控えましょう。
スカイダイビングの基地について最初の日本語での説明があります。
一連の流れの説明があり、何フィートに挑戦するのかオプションはどうするか等確認して同意書にサインをします。
つなぎ(ジャンプスーツ)を着てハーネスを装着します。お着替え前にトイレタイムなどもあります。
いよいよ離陸。ドキドキの浮遊体験までもう少し!
フリーフォール体験です!ドーンと体全体で大空を掴むような体験です!
パラシュートが開き、ゆらゆらと浮遊!グアムの上空を存分に楽しみます!
あなたは(何フィート)飛びましたね!という証明書がもらえます。
スマホは持っていけないので自分で撮影はできません。
一生の思い出です。やはり、買ってしまいますよね…。
それぞれ滞在先のホテルまで送迎してくれます!
スカイダイビングの料金は明瞭
スカイダイビングする高度に比例して料金が高くなる仕組みです。
撮影でDVDに焼いてくれて持ち帰れますが、別料金がかかります。
合計で500ドルくらいはかかったと思います。
円相場を考えるとかるく50,000円~70,000円もします。
しかしせっかくだったらよっしゃいったろと全員が奮い立ち…
その場にいるパーティーたちはみんなフルコース(最高高度・撮影動画購入)を頼んでいました。
もちろんわたしも例外ではありません。
「富士山超えたろーぜ俺ら!ウェーイ!」というテンションです。
外人さんがレクチャーしてくれる。


どうやらわたしのパートナーの外人さんはひと言も日本語を話せないどネイティブ。
飛び方を教えてくれる中、唯一頭に入ってきた説明は、
一番大事とされる姿勢
「フリーフォール飛んでいるときはエビぞりになること」でした。
そしていざテイクオフ!
セスナの中は扉がなくてびっくりしました。
下を見るとめちゃ危なくてがちで白目。ぬるい風がビュンビュン機内に入ってきます。
高度が高くなっていくー。気圧で耳痛くなっていくー。
そうこうしている間に
高度はあっという間に最高高度の4200メートルに。
有無を言わさず外人さんの懐に密着されていく。
カチャンカチャンと手慣れた感じで金具を装着。
顔にやたら密着するゴーグルをかける(競輪選手みたいな眼鏡)。少々ゴーグル跡が残ります
フリーホール(周りを見る余裕なし)
うしろからどネイティブの外人さんがなにやら叫んでいる。
「エビゾーリ」
「エビぞーり」
「エビぞーり」「エビぞーり」



「あ。そうだ。エビぞりにならなきゃ!」
スカイダイビングのフリーフォール体験
ふわっとする絶叫マシンのような感覚ではなく、全身で風の抵抗をうけて浮く感覚。
パラシュートが開いてから再び上空へ引っ張られる(やっと目があく)
ゆらゆら降りてくるポイントゆらゆら酔いになる。
外人さんが「コノグアムノ景色・ミタイダロ」みたいなことを言いながらくるくる回してくる。
くるくる酔いになる。
地上に舞い降りるとなぜか「やったー」という変なテンションになり外人さんとハイタッチ。
「吐かなかったぞウエイ」という高まる感じ。
行きと同じデカい車で帰ってくるときにすこしだけエチケット袋を拝借しそうになりましたがなんとか持ちこたえました。
衝撃的な体験の後の無事に帰還できた安心感でしょうね。
※事前に酔い止めを飲んでおけば回避できたかもしれません(念のため)


スカイダイビングはアウトかセーフか。
アウトかセーフかでいうとセーフな体験でした。
やってよかったです。
現在は海外旅行も難しい状況で、なかなかスカイダイビングをするのは厳しい環境なのかもしれませんが…。
経験してみて、スカイダイビング経験は後にも先にもこの一度でおなかいっぱいかなと思います。
もっと若かったら「またやりたい!」と思うかもしれません。
スカイダイビングの注意事項について
きちんと注意事項を確認して同意書にサインをしましょう。
年齢制限・体重制限・運動制限がある方等スカイダイビングができない場合もあります。(見学ができる場合もあり。)
等各サービス会社のホームページで確認してください。
なぜスキューバダイビング後24時間以内のスカイダイビングが禁止なのか
【スキューバダイビング後にスカイダイビングをされる方】
スカイダイブグアムより引用
潜水後24時間以内の参加はできません。
※12時間以内にシーウォーカー、水中バイク等をされた方も参加できません。
特に24時間以内にスキューバダイビングの体験をした後にスカイダイビングはできないとのこと。
なぜなのか調べました。
気圧の高いところから(もぐることで水圧を受けて圧力がかかる事)
気圧の低いところにいくと(飛行機の中のポテチの袋がパンパンになったことありますよね。高度が上がることで反発し膨らむ圧力)
減圧症という現象を回避するためとのことです。
スキューバダイビングで酸素ボンベを用いて窒素を吸うと思うのですが、
体内に窒素を浸透させていくことになるそうです。
これを炭酸飲料に例えていることが多い様です。
体内にため込んだ窒素(空気)は24時間ぐらいかけて体内から自然と抜けていくのですが、
窒素(空気)が残ったまま気圧の低いところに行くと炭酸飲料のふたを開けたような状態になるとのこと。
それが、体内の筋肉組織や血液の循環に悪影響を及ぼすリスクになるとのことです。
その逆のスカイダイビングを行ってからのスキューバダイビングは問題ないとのことです。
余裕を持ったスケジューリングをした方がいいと思いますので、環境のギャップで体をびっくりさせないようにいたわり行動しましょう。
日本でスカイダイビングはできるのか
今は日本でもできるのでしょうか。
- 東京スカイダイビングクラブ(埼玉県)
- スカイダイビング関西(兵庫県)
- 伊勢志摩スカイダイビングクラブ(三重県)
- 藤岡スカイダイビングクラブ(栃木県)
- 北海道スカイダイビングクラブ(北海道)
- スカイダイブ北海道(北海道)
先日、スカイダイビングをしたら同じ会社のイケメンだったという内容のドラマがありました。
そのような吊り橋効果満載の出会い…グアムにもあるかもしれません。
というか、スカイダイビングでこの人いい男だなとか思う余裕なんて0.1秒もありませんでした。
なぜなら「絶対吐いてたまるか」という気持ちばかりが先行していたからです。
やはり英語できた方がグアム旅行楽しめますね。その方が、一緒に飛んでくれた外人さんとコミュニケーションが取れてもっと良かったかもしれないです。
「エビぞり」しかお話しできませんでしたから。
まとめ


体力があって、三半規管にも自信のある方、自分の新しい一面を見たい方、思い切り何かをしたい方にはスカイダイビングはありなのではないかと思います。
同意書を書くときには両親の顔が浮かびました。
きっと両親はわたしが「グアムいってさー、スカイダイビングしてくるわ」なんて言ったら絶対全力で反対されていたのではないかと思います。
自己責任の同意にサインをするということはそういうことなんだと自分の気持も引き締まった瞬間でもありました。
今後も自己責任での同意サインをすることがあると思います。人生の決断って、それだけの重みがあって、それに耐えられて初めて決断できるのだと。
きっと今この瞬間でもなにかしら契約書を交わしたり、している方がたくさんいらっしゃると思います。
わたしはその後の資産運用の重要事項を確認するための同意書だったり、不動産を購入するときのサインだったり、保険の申込みだったり、そういったものもスカイダイビングの命の同意書を思い出してしまいます。
ある合コンで出逢った占い師が言っていたことも思い出します。
「氏名と住所は略字を使わず、字画字数しっかり書いた方がいいよ。」と。
それからはしっかりかみしめて氏名と住所を書くようにしています。
なにか運勢に関係でもあるのでしょうか。でもなんとなくわかる気がします。
字がそのまま生身の人間「わたし」の同意を表すものになるから。
そんなことをおもいだしたスカイダイビングの体験でした。
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