【露出狂に遭遇】突然自分の目の前に現れた時の体験談・対処法
なおまーるです。今回は
表題にもあるように露出狂の人が現れた時の体験と対処について書きたいと思います。
本当に不快です。こんな経験!

わたしは露出している人に遭遇してしまった経験者です。
しかもどうすることもできず凝視してしまい、フリーズしてしまったのです。
とはいえ、どのように対処したらいいかなんて、とっさにわかりませんよね!
この記事はそのときの私の体験をとおして、もし遭遇してしまったらどう対処したらいいか?を調べてみました。
リスク回避・日頃の備えに少しでもお役に立てたらと思います。
\チョコレートかとおもいきや実は防犯ブザー/
露出している人が出現した体験談
わたしが遭遇したのは学生の時、
季節は制服で夏服ではなくブレザーを着用していたので春先か秋。
部活帰りの薄暗い時間帯でした。
友人と2人でガールズトークしながら楽しく下校していたのですが、
見通しの良いひらけた公園が見えてきました。バス停まであと5分くらい。
そのとき、友人の視線が一瞬止まったんです。
「あれれ?どうしたのかな?」と思ったのもつかの間
友人は(わたしを置いて)突然走り出したのです。しかも全力疾走です。
なにかを叫びながら。
なんて言っているのかな?
「変な○○モゴモゴーいるーー。」
と言って一度も止まらずに突っ走っている!
わたしはかろうじて聞こえるその声に
「ん?なんて言った?走っちゃってぇ。ふざけているのかな?」
と疑問に感じながら前を向きました。
友人の視線が止まったであろうその場面……。
すると
すると…見てしまったのです。
そこに
全身黄土色の男がつっ立っていました。(すっぽんぽん)
瞬間、思考が停止。
何もできない。キャーという声すらも出せない。腰が抜けた状態です。
その場からまったく動けないのです。
ずっとその人を見てしまい、見たくもないのに視線がはずせないのです。
精いっぱいできたことは、半歩だけ後ずさりするだけ。
そして不思議なことに、ぜんぜん顔覚えていないのです。
衝撃の数秒間。
頭の中が整理つかず
見たことのない、見てはみけないものを、見てしまったー……。
よく頭の中が「真っ白」になることはよくありますが、
その時のわたしの場合頭の中が「黄土色」です。
動けない、声も出せない、走ったりできない。こんな苦痛を初めて感じました。
不幸中の幸いでその露出狂の出現はそこからわたしに近づいてくることなくこの恐れおののき、石のように固まるわたしをみて満足したのか、元居たであろう公衆トイレに入って消えたいったので、やっと正気に戻り遠く離れた友達のところまで駆けていきました。
そうか。あの時友達は「変なおじさんいるー!」と叫んでいたのか!
と、そのときはじめて認識する…。
突然走り出した友達に、「すごいね。なんであの状況で逃げられたの?」と聞いてみると彼女はこう答えました。
「前にも同じような露出狂おじさんに会ったことがあったんだよね。」と。
「ははぁー。慣れだね。」なんて言って笑い話にしていました
わたしの場合のように
初めての恐怖体験・咄嗟の視覚的衝撃があった場合、人間は動けなくなるんだな。ということがよくわかった体験でした。
その場所は警察署も遠く、公衆電話もなく(当時携帯電話を持っていなかった)通報することはできなかったですが、時間をあけず何とかして通報すればよかったと後悔しています。
学校からバス停までは15分くらいあり、だいたい中間くらいまで歩いていたので、このまま帰宅しようと。早く家に帰りたいお母さーんと思いながら帰りました。
ものすごい不快な思いをしました。
そしてその不快な思いは何年何十年経っても忘れることはありません。
露出狂出現体験で思ったこと
「露出狂出没注意!」という看板つけてほしいわ!
疑わしい場所・公園にはこのような看板を付けてほしいです。
クマ出没注意!みたいな感じで。
実際、わたしの場合はクマに遭遇した時も同じような「ザ・固まり石」になる可能性が高いと思うんです。
しかし、クマ出没注意が書いてあれば、「クマ鈴(すず)」のチリンチリン具合を強化するなど心構えができると思うんです。
※クマがいそうなポイントに行かなければならない時はクマ鈴が有効だそうです。(自治体で貸し出ししている場合もあるそうです。)
あればよかった防犯ブザー
また、クマはクマ鈴ですが、露出狂の場合は疑わしい場所を通るときあらかじめわかっていれば防犯ブザーを手にもっていつでも鳴らせるように「準備」ができると思うのです。
普段からの警察からの情報や同級生間での話題に耳を傾け、登下校の道のり周辺の情報をキャッチすることが大事ですね。
当時学生時代は防犯ブザーはメジャーではなかったため、叫ぶよりほかなかったですが。
周りに危険を知らせる叫びことば
「たすけてー」


露出狂が出現しがちな時期
春先は特に多いようですが、季節関係なく警戒が必要ですね。春先は暖かくなり開放的な気持ちになったり、薄着になるため、不審者も増えるとのこと。
個人的には残暑やわらいだ秋口も警戒が必要かと思います。
露出狂が出現しがちな場所
わたしの実体験からは、出現場所はやや広めの公園でした。
おそらくはその露出狂は家から公園までは普通に服を着て歩いてきて、公園の公衆トイレで脱いで、被害者をざわつかせて、反応に満足したらまた服を着て家に帰る…
これを繰り返していたのではないかと推測されます。
露出狂出現時の対処法①:できるだけ離れる
距離がある方が逃げやすいのでできるだけ警戒してもし少しでも不審な空気・挙動のおかしい雰囲気・違和感があれば離れることが大事だと思います。
露出狂出現時の対処法②:自身の安全第一に助けを求める
自分の身を守ることが第一です。安全な場所に避難しましょう。
公衆電話や携帯電話等でも110番はできるとのことです。
露出狂に遭遇しないための回避方法
疑わしい場所には近づかない。(暗いところや不審者出現の噂があるところ)
明るいところを通る。(多少遠くなっても)
人通りの多いところを選ぶ。(すぐに助けを呼べる)
防犯ブザーを持っている・持っているアピール・いつでも鳴らせる準備。
いつでも大声を出して助けを呼べるように気合を込めて歩く。
などが大事だと思います。
音楽を聴くためにイヤホンをしてる時やスマホで操作をしながらの一人歩きなどは不審者や露出の人が近くに来てもわからない場合があるので警戒心持って歩くなどが大事だと思います。
110番すると聞かれることを警察のホームページに書いてあったので備忘用として書き留めておきます。
- 何があったのか
- いつおこったのか
- どこでおきたのか
- 場所(建物などの特徴)
- 不審者について(性別・人相・服装・逃走方法・車の特徴)
- 被害状況など
当時のわたしの場合は「黄土色の人で、黄土色の服で、公衆トイレに消えた」くらいしか言えなかったかもしれません。しかしできるだけ落ち着いて状況を把握するということも大事なのではないかと思いました。
落ち着いていれば…
- 髪形は(長髪短髪角刈りとか)
- 眼鏡かけてた(かけていない)
- そのほかの服を着ていたか(上半身は何か着ていた)
- 靴は何を履いていた(革靴・スニーカー・ズック)等
小さなことでも手がかりがわかっていたかもしれないと思っています。
※いたずらで110番するのは厳禁です(念のため)
万が一のための護身術
護身術としては、あくまでも身を守る・相手をひるませてその隙に逃げ助けを求めるためのものと考えた方が良いとのことです。
警察のHPしらべ…
急所として挙げられる部位
- 両目の間
- 鼻を折る
- 髪を引っ張る
- かかとで相手の足を踏む
- 金的を蹴る
- みぞおちを狙う
- すねを蹴る
などがあるようです。
持っているバッグを振り回してぶん殴る
・自転車等を相手側に倒してその隙に逃げる
もう一度言います!
絶対戦ってはだめです!逃げてください!
防犯マップのすすめ
yahoo防犯マップというツールがあり、期間ごとに不審者出没情報などがわかります。
わたしは通知をonにしておいて、情報がわかるようにしています。




まとめ
今回のまとめですが
- 明るく人通りの多い道を選ぶこと。
- すぐ不審者に気付けるようにスマホ操作や音楽をイヤホンで聞かない。
- もし遭遇したら距離を置いて逃げる。
- できるだけ視野広く、いつでも助けを求められるように気合を入れる。
- 通報する。
- 護身術を身に着ける(最低限人間の急所がわかると身を守るのに役立ちます)
以上のことが大事ではないかと思いました。
今回のわたしの体験談・対処法がすこしでもお役に立てればと思います。
コメント